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玄天 第一巻 白虎 (White Tiger)

Kylie Chan近況など

投稿日時:2013/06/18(火) 16:04

『玄天 第一巻 白虎』の出版から1年がたちました。今まで作品を手にしてくださった皆様に改めて感謝申し上げます。
そして、まだ手にしていないあなたへ。
分厚い本ではありますが、どうか最初の何ページかをめくってみてください。きっと、わくわくする世界に飛び込めるはずです。
 
さて、作者Kylie Chanとその作品について、近況報告です。
 
本国オーストラリアでは、先月、第七巻 ”Dark Serpent”が出版されました。

http://kyliechan.com/dark-serpent/

私の手元にもあるのですが、このところ忙しくて、実はやっと読み始めたところです。
エマの謎を追い求め、舞台はウェールズへ。新たな神話との出会いがあるのでしょうか? 中国神話だけでなく、ケルト神話も?
 
また、玄天シリーズのオムニバスも出版されました。

http://www.galaxybooks.com.au/book/dark-heavens-book-9780732297978.do
(出版社のウェブサイトで見つからなかったので、書店のウェブサイトから引用しました。)

これ1冊に3冊分がつまっているということでしょうか。さっそく私も注文しました。どんなふうにまとめられているのか、楽しみです。
 
そして、こちらも。

http://kyliechan.com/black-scales-white-fur-2/

“Black Scales White Fur”というタイトルで(つまり、あの人とあの人が主役?)、第六巻と第七巻の間が舞台となっている中編小説。新しい試みで、Kindle やEPUBなど、さまざまなデジタルフォーマットで出版されています。サンプルを読むこともできます。ゆくゆくは印刷版も出る予定だとか。サンプルを見てみましたが、文字サイズ、フォントサイズ、文字や背景の色、書体などを変更でき、まさに、前回お話した「プリントディスアビリティ」に対応! うれしいですね。
 
こうして見ていると、作者Kylieは、とても自由な発想の人だと思います。”Small Shen” の予告編にしてもそうですが、”Black Scales White Fur”の、電子書籍出版の新しい試みなど、もともとIT関係の仕事をしていたこともあるのでしょうが、作品を発表する場を、デジタルの世界でどんどん広げているように思えます。
 
次は、どんな作品を、どんなふうに出してくれるのか、楽しみです。

コメント


石川さん

ご無沙汰いたしておりました。お元気でいらっしゃいますでしょうか?

出版から1年。早いですね~

Kylie Chan女史は、ITのバックグランドがあったのですね。
iPadやタブレットと、本当に手軽にたくさんの本をストックして、いつでも読める時代になりましたが、彼女のコアなファンならば、アナログ(本)はもちろん、デジタル版をいつでも見られるよう、両方をコレクションする方も多いのかもしれませんね。

“Black Scales White Fur”の表紙も、シンプルで素敵な装丁ですね。

Posted by 鶴林 at 2013/06/25 15:36:12+09 PASS:

鶴林さま

ご無沙汰してすみません。暑い中、元気にやっております。

第7巻を取り寄せたにもかかわらず、時間がなくてまだ読み終わっていません。夏休みにまとめて読むつもりで、楽しみにしています。

旅行先で、何もせずに本だけ読む、というのもぜいたくな休日。ただ貧乏性な私は、旅先であちこち動き回らないと、損をしているような気になってしまい、なかなかゆっくりできません。今年こそ! 心の休日をとらなければ!

Posted by 石川ミカ at 2013/07/16 17:02:06+09 PASS:
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