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玄天 第一巻 白虎 (White Tiger)

『悪戦 Once Upon a Time in Shanghai』 第6回京都ヒストリカ国際映画祭

投稿日時:2014/12/12(金) 13:46

昨年に続き、京都ヒストリカ国際映画祭に行ってまいりました。
今年は『悪戦』(ウォン・ジンポー監督)を鑑賞。
 
上映は3時からですが、当日券を買わなければならないので早めに、と1時半頃、会場である京都文化博物館に到着。すると、「結構問い合わせが多いので、皆さんには2時頃から並んでもらおうかと思っているんですよ」との受付の方のお話。新風館にでも行って時間をつぶそうかと思っていたのを、急きょ予定変更。その場で待っていると、2時になって、「並んでください」とのアナウンスがありました。
 
その時点で既に10人以上集まっていて、その後も人は増え続け、最終的に開場前に50人くらいは並んでいたのではないかと思われます。いずれにせよ、早めの行動を心がけておいてよかった。12月14日に見に行かれる皆様も、どうぞお早めに。
 
で、『悪戦』、とても楽しめました。古き良きカンフー映画と、黒社会を舞台にした香港ノワールとの絶妙なブレンドが。
 
サモ・ハン・キンポーさんはもちろんのこと、かつて悪役として、いつもお顔を拝ませていただいていたおじ様たちも、皆健在で。
 
若いけれど、本当の武術を見せてくれる主人公2人も、たのもしい限り。
 
フィリップ・ンとアンディ・オン
 
映画上映後のトークショーで、司会の飯星景子さんが、「中学生の部活」とおっしゃっていましたが、いやいや、あれはもう小学生の休み時間レベルでは?
 
「遊ぼう」と言って、意味もなく技をしかけあう男子たち
 
そのうちに本気になっちゃったりして、周りを巻き込んでの大乱闘。でも次の休み時間には、何事もなかったかのように、また仲良くつるんで…。
 
この2人のかけあいに、『玄天』シリーズの玄武と白虎の関係を重ねながら、楽しませてもらいました。
 
武術に長けた若い俳優さんたちがどんどん出てくると、自分の頭の中で決めていた『玄天』シリーズ映画版のキャストを変更したくなります。それもまた、もう一度作品を読み直して、違うイメージを楽しめるので、嬉しいことですね。
 
『悪戦』、皆様もぜひ、ごらんください。一般公開&DVD発売も期待したいです。
 
また、『悪戦』をごらんになった方には、ぜひ『玄天 第一巻 白虎』を手に取っていただき、現代の香港を舞台にした、「黒社会」ならぬ、「本物の地獄」から来た敵を相手に繰り広げられる、独特の香港ノワールの世界を楽しんでいただければと思います。
 

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