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玄天 第一巻 白虎 (White Tiger)

第7回京都ヒストリカ国際映画祭 プレ・ヒストリカ『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』

投稿日時:2015/10/26(月) 14:04

毎年この時期にだけブログを更新するというのも、どんなもんだろうとは思うのですが、
(そもそも誰か読んでるんだろうか、このブログ? 読んだ方は是非一言、コメント残してください。お願いします。)

やっぱり行ったからには書いておきたい、京都ヒストリカ国際映画祭のこと。

そもそも、同じ時期に開催されている東京国際映画祭とか、もうちょっとあとのフィルメックスなんかと比べたら、まだまだ知る人も少ないであろう、地方の一都市で開かれている、しかも「歴史」映画祭ですから。

ネット検索しても、情報や感想がそれほど多くヒットするというわけではないので、

ここは京都在住の中華系映画好きとしては、もう義務として書かねば!という気になるのです。

で、今年は、

プレ・ヒストリカ として、映画祭本番前に、
『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』 無料上映&映画祭上映作品見どころ解説トークというイベントがあったわけです。

11時半受付、12時開場、というので、11時15分頃到着。

いっぱいだったら、入れないかも…なんて心配はする必要ありませんでした。

受付を待つ人の列はできていましたが、10人ほどでしょうか。

無事、入場券代わりの首からかける名札のようなものをいただき、上映会場前で待つこと30分。

やっぱり年配の方がおおくて、若い人は少ないなあ。

お、素敵な和服女性もいたりして、やっぱり京都って感じ。

そんなこんなで、結局鑑賞したのは30人ほど。

最初にミニ講演。「ヒストリカについて~歴史映画の国際性~」
京都ヒストリカ国際映画祭 事務局長髙橋 剣さんのお話。

この映画祭が始まったきっかけや、歴史映画としてこんな作品がありますといろいろあげてくださいました。『もののけ姫』も、歴史映画に入るのね。

そして待ちに待った映画の上映!

実はこの作品、すごく興味はあったのですが、見たことがありませんでした。

何に興味がっていうと、ええ、あの、「人体発火」に心惹かれて…。(←そこですか?)

どうやって発火するんだろう。なぜ発火するんだろう。ドキドキ、わくわく…

もちろん、アンディ・ラウも楽しみだし、カリーナ・ラウの則天武后も貫禄ありそう。(ほんと、すごい存在感でした。)

ああ、だけど、人体発火の仕組みは、ツイ・ハーク監督にはそんなに重要じゃなかったのね。

物理も化学も関係なくて、言うなれば、生薬、漢方薬系?の種明かし。

中国ならこれもありかも

という結末に、今一つずれていた自分の期待を恥じながらも、

映画自体は楽しみました。久しぶりにリチャード・ンも見られたし。(この方の透明人間の演技 in 『五福星』が忘れられません。)

ところで人体発火の映像描写には、リアルさを感じました。
手の甲や顔に少しずつ黒いしみのような焦げ跡ができていって、プスプスという感じ。

実は『白虎』でも、似たような描写があるんですよね。

とはいえ、それは発火ではなく、

悪霊に触れると、触れたところが「黒くなる」

悪霊を倒すと霧のようなものになって消えてしまうが、「黒くてベタベタした嫌な臭いのするもの」が残って、手や服に付く。

人体発火の映像を見ていて、悪霊を倒すときも、こんな風に黒くなったり、黒い煙のようなものが出るのかなあと思いました。

そういえば、鹿がしゃべるのも初めて見ましたが、虎とか亀がしゃべるのもあんな感じかなあとか。

こうなるとやっぱり、映像で見てみたい!『白虎』

ちなみに、私の中ではアンディ・ラウは青龍のイメージです。(ルイス・クーでもいいかな。)
そして、カリーナ・ラウはキティ・クオ(カリーナファンに怒られそうだけど。)

青龍って誰? キティ・クオってどんな人?って思われた方、

『玄天 第一巻 白虎』を読んでみてください。(いつもしっかり宣伝してすみません。)

 

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