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旅行ライター入門講座 (Travel Writing)

80、続・未来の旅

投稿日時:2014/02/04(火) 21:15

今は旅に出ても新鮮な感動なんてない、と言った人がいました。風景を見て、ネットに載っている写真通りだな、と確認するだけだと。情報があふれている現代、こんな感想を持つ人がいても仕方がないのかもしれませんが、あまりにも寂しい気がします。
 
ネットの画面からは風もその土地の匂いも空気も伝わってきません。同じように見える風景も刻々と移り変わっています。
それでもminatamaさんが紹介して下さったように、作り物ではあっても、風や匂いや空気まで伝える映像がすでに登場しています。
こうした映像が家庭で手軽に楽しめるようになったら、どうなるでしょう。
 
現実よりも仮想世界が幅を占める近未来において、人々はどんな旅をするのか、ピート・オニール女史の予想は次のとおりです。
 
現実の旅に関しては、おいしい食事やワイン、温泉、水泳、日光浴、登山、カヤックなど、すばらしい経験をまだ体験できる場所へ行くのではないか、と推測している。極端な寒さや暑さは興味を引きそうだ。つまり、人々は何か体で感じる経験を切望するのではないだろうか。(『旅行ライター入門講座』)
 
日々の生活で実体験が失われると、逆に人々は自分の五感を刺激するような経験を旅に求めるのかもしれません。その経験は強烈であるほど、自分の鈍った五感を刺激できるので、極端な寒さや暑さに興味を持つのではないか、と推測しているのでしょう。
 
私自身はオニール女史と同様、どれだけ手軽に仮想世界を楽しめるようになったとしても、バーチャルな世界に疲れた人々が実体験を求めて旅に出るのではないかと思います。
その場所へ実際に足を運ばなければ得られない何かがある、五感が刺激される旅ですね。minatamaさんが行かれた、貴志駅のたま駅長に触れる旅は良い例ですね。
 
 
 

コメント


福本様、ブログの更新ありがとうございました。

「旅行」をウィキペディアで検索しました。

「旅行(りょこう)、旅(たび)とは、定まった地を離れて、ひととき他の土地(場所)へゆくことである。」

と書かれてありました。

旅の枕詞は「草枕」ですね。

歴史や目的はともかく「足を運ぶこと」が旅行なのだと、あらためて解ります。

私は時々写真を撮りに出かけます。
撮った写真はできる限りプリントをして飾るようにしています。
両親の田舎や自分が育った町の風景を主に撮っています。
下手な写真でも愛着があり、眺めている時間は多いです。

今は大金を払えば宇宙旅行も可能だそうです。
未来の旅はどのようなものになるのでしょう。
私は好奇心旺盛ではありませんし、臆病なので未知な体験もできることなら避けたいです。

観光地には観光地の良さがありますね。
駅のポスターの風景を目にして、心が動くこともあります。
実際に足を運んでみて、そこが自分にとって大切な場所になればいいと思います。
大切な場所を増やしていきたいものです。

Posted by minatama at 2014/02/18 10:24:02+09 PASS:
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